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2011.05.05 Thursday
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2006.04.26 Wednesday
こんにちは
前回、椎間板自体は痛みを感じないというお話をしましたが、
じゃどこで痛みを感じるのか?
ということになると思います。
それは
後縦靱帯とその周りの繊維組織及び脊髄を覆う膜(硬膜という)に
痛覚繊維というものが分布しているからです。
ヘルニアが発生するとその繊維を刺激して痛むわけなんです。
これは軽度のヘルニアの場合で、腰椎に起これば
多くは腰、殿部、大腿辺りに痛みが出ます。(関連痛といいます)
このような関連痛ならば手技や物理療法で何とかなる範囲です。
しかし
さらにヘルニア(髄核)が突出して後外側部の脊髄神経(後根)を圧迫すると
その神経が支配する領域(主に下肢後面)に痛みが走るようになります。(根性痛といいます)
これがよく言われる坐骨神経痛ですね。
ところがです。
実は正常な脊髄神経というのは単に圧迫しただけでは痛みは生じないんですよ。
じゃなぜ痛むのかと言うと、
圧迫が長引くことによって神経が変質してしまうからなんです。
変質するとその神経が刺激を受けただけで痛みが出るようになるんですね。
つまりここまで来ると
痛みの原因はヘルニアの圧迫によるだけではないということになるわけです。
これはどういうことか分かりますか?
それはですね
手術でヘルニアを取っただけでは必ずしも痛みやしびれが無くなるわけではないということです。
だってヘルニア取ったって変質した神経はそのままなわけですから。
現に手術をしても痛みが残ってしまうケースが今まで私の周りに何例もあります。
(もちろん治ったケースもありますが)
というわけで
安易な手術は避けましょう、と言いたいわけです。
するのならじっくり検討したうえで最後の最後の手段にしましょうね。
さてこのように
ヘルニアによる痛みやしびれには2通りあるのだということを覚えておいて下さい。(^^)
つづく いつもランキングにご協力ありがとう!
前回、椎間板自体は痛みを感じないというお話をしましたが、
じゃどこで痛みを感じるのか?
ということになると思います。
それは
後縦靱帯とその周りの繊維組織及び脊髄を覆う膜(硬膜という)に
痛覚繊維というものが分布しているからです。
ヘルニアが発生するとその繊維を刺激して痛むわけなんです。
これは軽度のヘルニアの場合で、腰椎に起これば
多くは腰、殿部、大腿辺りに痛みが出ます。(関連痛といいます)
このような関連痛ならば手技や物理療法で何とかなる範囲です。
しかし
さらにヘルニア(髄核)が突出して後外側部の脊髄神経(後根)を圧迫すると
その神経が支配する領域(主に下肢後面)に痛みが走るようになります。(根性痛といいます)
これがよく言われる坐骨神経痛ですね。
ところがです。
実は正常な脊髄神経というのは単に圧迫しただけでは痛みは生じないんですよ。
じゃなぜ痛むのかと言うと、
圧迫が長引くことによって神経が変質してしまうからなんです。
変質するとその神経が刺激を受けただけで痛みが出るようになるんですね。
つまりここまで来ると
痛みの原因はヘルニアの圧迫によるだけではないということになるわけです。
これはどういうことか分かりますか?
それはですね
手術でヘルニアを取っただけでは必ずしも痛みやしびれが無くなるわけではないということです。
だってヘルニア取ったって変質した神経はそのままなわけですから。
現に手術をしても痛みが残ってしまうケースが今まで私の周りに何例もあります。
(もちろん治ったケースもありますが)
というわけで
安易な手術は避けましょう、と言いたいわけです。
するのならじっくり検討したうえで最後の最後の手段にしましょうね。
さてこのように
ヘルニアによる痛みやしびれには2通りあるのだということを覚えておいて下さい。(^^)
つづく いつもランキングにご協力ありがとう!
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